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- 2016.06.11 Saturday
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今から4344年前に、檀君(タングン)という人が朝鮮半島に最初の民族国である「檀君朝鮮」を建国したことを記念し、天に感謝する日とされているのが10月3日の 개천절(開天節 : ケチョンチョル)
『檀君神話』に基づく、朝鮮民族の歴史的出発点となったとされている日ということですね。
「天が開く」という言葉には、「天から桓雄(ファンウン)が降臨した」「檀君が天を開いて国を建てた」などいろいろな意味が含まれているようです。日本の植民地支配から解放後、大韓民国を樹立し開天節を制定する時にも、名称を「建国記念日」ではなく「開天節」としたのは、国民にとって象徴的な意味が大きいと判断されたためのようです。
韓国の古書「三国遺事(サムグッユサ)」に、檀君は「広く人間世界に利益をもたらし共存する」という意味の「弘益人間(ホンイッインガン)」を建国理念として掲げたという内容があるんだそうです。韓国の人々にとって開天節は、そんな檀君が目指そうとした国の姿、そして自国の歴史に思いを馳せる日ということにもなっているのだとか。
さて、その天を開いて国を建てたとされる檀君のお話、『檀君神話』ですが・・・
韓国では子どもから大人まで誰でも知っている神話なんだそうです。
初の民族国家である古朝鮮(期間は紀元前2333年〜108年と伝えられる。1392年に李成桂(イ・ソンゲ)が建てた「朝鮮」と区別するために古朝鮮とされる)を築いた檀君の誕生と、建国するまでのストーリーが主な内容です。
昔々、天地をつかさどる神が自分の息子を地上に遣わしました。
息子、桓雄が地上に降り人々を治めるようになったある日、熊と虎が「お願いです。私たちをどうか人間にして下さい」と桓雄にお願いに来ました。
桓雄は、「では、ヨモギ1束とニンニク20個を授けよう。これを食べながら、100日間日光を避けて洞窟にこもりなさい。そうすれば人間になれるであろう」と言いました。
熊と虎は早速洞窟に入りました。
虎は我慢できずにすぐに逃げ出してしまいましたが、熊は辛抱強く洞窟にこもり続け、ついに21日目に美しい人間の女性に変わることができました。
※お借りしてきた画像を加工 by dorami m(_ _)m
そして、女性に生まれ変わった熊は、「どうか子供を授けてください」と熱心に祈り始めます。
その願いを聞いた桓雄は熊女をめとり、2人から男の子が産まれました。
男の子は檀君(タングン)と名づけられました。その後、檀君は国を建て、「朝に鮮やかなる地」という意味で国名を「朝鮮」とし、都を平壌に定めました。
と、このようなお話です。
このお話に出てくる虎と熊、両方とも韓国では特別な動物なんですが、虎のほうが熊よりも待遇的には上になるんですって。なのに、このお話では、虎は根性無しのようになっちゃって、飲まず食わずで篭ることに慣れてる熊が強い信念を持っていたようになってるのも不思議なとこですが、そこはまぁ、神話だと言うことで^^;
※ 写真はお借りしてきました
韓国の今年のインスタントラーメン界、25年のアニバーサリーを記念して発売されたにも関わらず見事にこけてしまった「 辛ラーメンBLACK 」もあれば、彗星の如く(こけた辛ラーメンのかわりのように)現れた「ココミョン」、その流れに乗って登場した「長崎ちゃんぽん」なんてのもありました。このココミョンと長崎ちゃんぽんが今韓国で話題の大人気商品なんです。
左:나가사끼짬뽕(長崎ちゃんぽん) 右:꼬꼬면(ココミョン)
꼬꼬면(ココミョン)
韓国ヤクルトのラーメンのブランド、バルドの商品。キャッチコピーは、あっさりしているのに辛いココミョン。
このラーメンは、テレビ番組のラーメン大会でコメディアンのイ・ギョンギュって人が作ったラーメンですが、その味が認められて商品化されたんだそうです。鶏肉をベースに作ったスープで、見た目は全然辛そうに見えないけど、油断しちゃいけません・・・実は結構辛い。キャッチコピーのまんま、お味はあっさりしているのに結構辛いです。確かにかやくにちょっと唐辛子が入ってるけど、だから辛いというわけじゃなさそうです。元々スープ自体が結構辛い。ちなみに、卵を溶かずにそのまま入れる(チキンラーメン式)か、白身だけ入れて食べるとおいしいというようなことが袋の裏に書かれてます。
나가사끼짬뽕(長崎ちゃんぽん)
「三養ラーメン」でおなじみの三養食品の商品。
ココミョンは鶏肉ベースのスープだけど、これは豚骨ベースに海鮮をプラスしたスープみたい。見た目は全然辛そうになくて、長崎ちゃんぽんを食べられるわ♪という気にさせてもらえるけど、実は青唐辛子の効果バツグン。わかってて食べるとあっさりとしてすっきりした辛さなんだけど、つい何気にお口に入れるとびっくりするんで(もしかしたら、むせちゃうこともあるから)油断しないように。
ずっと辛ラーメンが守ってきた不動の1位の座をも脅かしているようですね。実際、辛ラーメンの売上高を抜いた時もあったらしいです。
この2つのラーメン人気はそりゃますごくて、ココミョンにいたってはスーパーの在庫が切れてて食べたくても食べられない人が続出してるんだって。それで、そんな人気や話題に便乗して韓国インスタントラーメン界には白スープものの新商品が増えているとか・・・。あっさりしたスープに青唐辛子の辛さがばっちりプラスされた味が、韓国人の好む「すっきりした辛さ」というのにドンピシャだったんでしょうね。「白いスープの反乱」とまで言われている今の韓国インスタントラーメン界、これから新製品もまた出てきそうだし、しばらくは白いスープ人気が続きそうです。
※両方とも北京で購入可能です。興味があるかた、ぜひ1度お試し下さい。1度食べたらちょっと癖になりそうな美味しさですよ^^
막걸리 マッコルリ は韓国では家庭や地域ごとに醸造され消費され、お水代わりに飲まれてきたすごーく庶民のお酒です。
出来たらすぐ飲まれ、ながく保存されることはない生ものだったんだけど、技術の発展により、加熱し長く保存できるものが流通するようになって韓国以外の国でも生ではないけど親しむことができるようになったわけです。生(“地”)マッコルリは文字通り、発酵が進行中(生きている)のもののことをいいます。加熱していないから、体にいいいろんなな乳酸菌が活動しているんですね。爽やかな甘味とほのかな酸味で飲みごこち抜群です。ビバ!大人限定の乳酸菌飲料、生マッコルリ!!
最近は、もっと技術が発展したおかげで、「ほぼ生マッコルリ」も気軽に買えるようになりました。
スーパーに行くと、こんな感じで売ってます。ジュースを売ってるのとなんら変わらない・・・おまけにひっじょうーに安い。スーパーだとコーナー化してるけど、コンビニに行くとほんとに何気に置いてあるんです。
5月8日はオボイナル(父母の日)。日本では「母の日、父の日」と分かれてるけど、韓国じゃ分かれてないんですねえ。ただでさえ日本の祝祭日だって相当怪しくなってきているのに、義父母と離れて(おまけに第三国に)いるせいか、韓国の大切な祝祭日は忘れがち・・・(できの悪い嫁でほんとすんません)。親孝行をする日という意味でも父母の日と1日にまとまってるのは私の脳内の記憶をつかさどっている所にやさしいわ〜。
んでも、花キューピッドとか使えないし、電話をかけても「お元気ですか?」くらいしか言えないし、ほんの気持ちで(自己満足ってやつになっちゃうけど)、これがプレゼント代わりということで・・・
普段はあまり感じないけど、こうして何かある時に電話すると、「また遊びに行きますね〜」とか「いい季節になりましたね〜」とか「変わりないですか?」なんて気の利いたセリフも言えるようになんなくちゃいけないよな・・・と思います。